脱サラ起業をしたいけれど「何を準備したらいいか分からない」「何をしておけば大丈夫なのか検討がつかない」など、不安で一歩踏み出せない方も多いのではないでしょうか。
そこで今回の記事では、脱サラ起業の準備期間にするべきことを徹底解説します。
脱サラ起業の成功は、綿密な下準備がカギになると言っても過言ではありません。
成功への道を進むために何をするべきかしっかりと把握しておきましょう。
また、成功する人と失敗する人の違いについても併せてご紹介します。
後悔しない脱サラ起業のためにも、ぜひご参考にしてください。
目次
・脱サラ起業の準備期間にするべきこと3つ
・脱サラ起業に成功する人と失敗する人の違い
・さいごに
脱サラ起業の準備期間にするべきこと3つ
脱サラ起業を決意してから実際に起業するまでの準備期間にするべきことは、主に3つあります。
1.稼げる力をつけておく
脱サラ起業をするうえで最も重要なのは「稼ぐ力」です。そのために、実際に脱サラする前に自分の強みとなるスキルをひとつでも多く身につけておきましょう。
たとえば、営業スキルや専門分野の知識など起業して役立つと思われることを少しずつでもいいので習得しておくと安心です。
さらに「経営スキル」も稼ぐ力に直結するため必ず身につけておきたい力です。
脱サラする前から経営者の視点を持つように心がけ、「何をどうすればどれくらいの利益が出るのか」と考えるクセをつけておくといいでしょう。
もし「稼ぐ力」に自信が持てない場合は、まずは副業でスタートするのも一つの手です。
最初は小さく始めることで、リスクをおさえながら稼ぐ力の感覚をつかむことが出来ます。
2.信用が必要な契約を済ませておく
脱サラ起業をすると、社会的信用はサラリーマンのころと比べるとかなり落ちます。
たとえば、クレジットカードが作れなかったりマンションなどの契約が通りにくかったりということが起こり得ます。
そのため、サラリーマンという信用があるうちに「信用が必要な契約」を済ませておくことをおすすめします。
たとえば、万が一のためにクレジットカードをあらかじめ何枚か申し込んでおく、ローン契約をしておく、などです。
もちろん脱サラ後でもできないわけではないのですが、サラリーマンに比べると脱サラした人は審査に時間がかかったり必要な提出書類が多かったりします。
時間と労力を節約するためにも信用が必要な契約は脱サラ前に済ませておきましょう。
3.保険や税金に関する手続きの準備
脱サラした後すぐにしなければならない手続きとして、健康保健と年金の切り替えがあります。
どちらも会社を退職して「14日以内」に申請しなければなりません。
あまり時間がないので、脱サラする前に情報収集をして準備を進めておきましょう。
また、脱サラしてすぐに起業する場合は、開業手続きをしなければなりません。
国税庁によると、事業開始日から1ヶ月以内に「開業届を提出する」必要があります。
手続きとしては、最寄りの税務署で「個人事業の開業・廃業等届出書」を提出するだけですが、初めての場合は作成に時間がかかるかもしれません。
そのため、開業届も脱サラする前から準備を進めておくと安心です。
脱サラ起業に成功する人と失敗する人の違い
次に、脱サラ起業に成功する人と失敗する人にはどのような違いがあるのか見ていきましょう。
成功する人の特徴に
・人生設計や理想のライフスタイルが明確
・サラリーマン時代からスキルを磨いている
・事業のコンセプトと経営戦略が明確
・覚悟がある
などが挙げられます。
脱サラ起業を成功させるためには、やはりサラリーマン時代に「どれだけ準備を行ったか」と「明確な経営戦略を建てられるかどうか」がポイントとなります。
自分がどんなビジネスをしたいのか、そのためにどんなリスクがあってどう回避するのか、など細かなところまで明確にしている人は成功します。
また、必要なスキルを身につける努力を惜しまず、覚悟を持って取り組んでいる人は必ず上手くいくでしょう。
一方で、失敗する人の特徴には「準備不足」「長期的な目線での経営計画ができない」「資金運用計画が現実的でない」などがあります。
脱サラ起業に失敗している人は、全ての計画において考え方が甘く深く考えていないところがあります。
楽観的すぎるため、借金が増えたり人間関係の信頼を失ったりと取り返しがつかない状況に陥りやすいです。
たとえば、事前の資金計画が甘いために起こるよくある失敗談として以下が挙げられます。
『設備に投資しすぎて自転車操業になってしまった』
『売上とコストが見合わなかった』
『銀行からの借り入れだけでは足りず、消費者金融に手を出した』
また、経営計画が甘かったりマネジメント・スキルがなかったりすることで起こる失敗談としては
『思ったほど客が来なかった。経営計画の時に考えた集客数は根拠のないただの理想値だった』
『スタッフのマネジメントがうまくいかず、退職者が相次ぎ人手不足になった』
『スタッフ間のトラブルの仲裁で心身ともに疲労した』
などもあります。
もちろんどんなに綿密な準備をしても、思いがけないことは起こるでしょう。
しかし、十分な準備をせず安易に始めてしまうことで、避けられるトラブルも避けられなくなります。
失敗のリスクを減らすために事前にやれることはしっかりと準備しておきましょう。
関連記事:独立失敗するとどうなる?失敗する人の特徴とリスクを減らすためにするべきこと
また、学習塾のフランチャイズ「個別指導塾Hero’s」では脱サラ起業した方の体験談が掲載されています。こちらもチェックしてみると良いでしょう。
関連記事:先輩オーナーの成功事例
さいごに
前述のとおり、脱サラ起業を成功させるためには、サラリーマン時代の準備がとても大切になります。
そのため準備計画は慎重すぎるくらいでちょうどいいでしょう。
もし、ひとりで脱サラ起業の準備を進めるには不安があるという方は、まずは「副業」で始めてみるのもいいでしょう。
または、脱サラ起業をしたいサラリーマンに近年人気の「フランチャイズ」もおすすめです。
フランチャイズに加盟するとこで、すでに成功しているビジネスモデルを利用することができ、さらに準備期間中はフランチャイズ本部から様々なアドバイスをもらうことができます。
失敗をなるべく避けたい方にフランチャイズへの加盟は一考に値するでしょう。
フランチャイズには多くの業種があるので、どれがいいか迷ってしまうかもしれません。
そんな時は、初心者でも比較的始めやすいと言われている「学習塾」のフランチャイズがおすすめです。
関連記事:脱サラ起業したい!塾のフランチャイズは本当におすすめ?
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気になった方はぜひ一度チェックしてみてください。
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