近年では売上が伸びている塾が多く存在する中で、潰れる塾も多数あります。
その違いは何なのでしょうか。
今回の記事では、潰れる塾の特徴についてまとめています。
また、生き残る塾になるためにやるべきことや成功するためのポイントも詳しく解説します。
塾での独立開業を目指している方や興味はあるけれど迷っているという方は、ぜひ参考にしてみてください。
<目次>
●潰れる塾の特徴とは?
●生き残れる塾とは?
●生き残るためにやるべきこと
潰れる塾の特徴とは?
潰れる塾に見られる大きな特徴は3つあります。
生徒が集まらない
学習塾で「生徒が集まらない」イコール「売上がない」ということですので、潰れる塾になってしまいます。
そのため、生徒を集めるための対策をいち早く取る必要があるでしょう。
たとえば、塾の売りを周知させるために宣伝広告を強化したり、評判を得るために講師の質を高めたりなど、課題を見つけてそれに対する対処方法を考えることが不可欠です。
また、塾での集客は「口コミ」がとても大切になります。
言い換えると、広告や塾の外観を変えるなど少しの改善をすることで集客につながることもあり得ます。
常にどうしたら良い評判を得られるかを考える癖をつけておくといいでしょう。
生徒の成績があがらない
塾に通う第一の目的は、成績をあげることです。
したがって、せっかく塾に通っているのに成績があがらないとなると生徒は辞めていくでしょう。
生徒が辞めてしまえば、売上も減ることになるため潰れる塾になってしまいます。
生徒の成績は常に管理をして、しっかりと結果を残せるようにする必要があります。
もし成績が上がらない場合は、原因を突き止め改善しましょう。
誇大広告をする
塾の集客で広告は大事ですが、中身と実態が伴っていない広告を打つ塾は生徒や保護者からのクレームに繋がり、結果、生徒が離れていく原因となります。
誇大広告をすることで、悪い評判が立ってしまえば集客に影響を及ぼし、潰れる塾になるでしょう。
魅力的な広告を制作することも大切ですが、よく見せることばかりに気を取られないようにすることが大切です。
生き残れる塾とは?
少子化により生徒数は減少傾向にあるため、塾業界でも倒産する塾が相次いでいます。
一方で、売上が伸びている塾も多く存在します。
生き残れる塾になるために、どんな特徴があり、具体的にどうすればいいのでしょうか。
生き残れる塾になるために欠かせないポイントは「トレンドを見極める」ことです。
以前は、集団指導塾が人気で高い利益率を出していました。
ひとりの講師に対して生徒が30名以上という形をとっていたため、効率よく売上をあげられていたのです。
しかし、近年では少子化で生徒が集まらない上に、集団指導塾のニーズ自体が減ってきています。
それぞれの生徒にあった個別指導型の塾がとても人気があるのです。
そのため、今の時代に求められている塾の形態にすることで、潰れる塾にならず生き残れる塾になれるでしょう。
また、塾開業が初めてという方は、最初は小さく始めることもおすすめです。
大きく始めたことで手が回らなくなり経営が立ち行かなくなることも多々あります。
もし初心者で不安という方は、経営のノウハウを伝授してもらえるフランチャイズ塾という選択も視野に入れておくといいかもしれません。
生き残るためにやるべきこと
競争の激しい塾業界で生き残るためにやるべきことは主に3つあります。
経営者スキルを身につける
学習塾を開業する際、指導力のある講師がいることも大切な要素ではありますが、塾の運営を継続するために不可欠なのは「経営者スキル」です。
潰れる塾にならないためには、集客力、企画力、資金繰り、教室管理、マーケティング力、など様々なスキルが求められます。
教え方が上手なだけでは、経営は成り立ちません。
経営者にはあらゆるスキルが不可欠であることを覚えておき、確実に身につけるようにしましょう。
経営者スキルを持っている経営者がいる塾は生き残れる塾の大きな特徴のひとつともいえます。
集客に力を入れる
前述のとおり、塾で生徒が集まらなければ売上があがらないため潰れる塾となります。
そのため、集客を疎かにすることなく、ホームページを作成したり定期的に広告を打ったりするなどしましょう。
チラシ広告は結果がすぐに出ないこともあり、やめてしまう塾もありますが、学習塾は地域密着ビジネスのため、定期的なチラシ広告は長期的にみれば効果があります。
その地域にあったチラシ広告を制作するといいでしょう。
塾を開業したばかりであれば、とにかく集客をメインにしましょう。
生徒が集まらなければ、どんなに素晴らしい授業を提供できる塾でも意味がありません。
言い換えると、ただ単に「いい授業」をしているだけでは生徒はなかなか集まらないのです。
生き残れる塾の特徴として「集客を戦略的に考えて行っている」ということを忘れずにいましょう。
ターゲットを明確にする
潰れる塾にならないためには、塾のターゲットを明確にすることも大切です。
なぜなら、ターゲットを明確にすることで、他の塾との差別化にもなり生徒が集まりやすくなるからです。
「ターゲットの明確化」をするには、塾を開業する地域についてしっかりと調べるといいでしょう。
具体的には、子どもの人口や学校数を調べたり付近にある塾の指導法や実績を調べたりすることをおすすめします。
これらを調べることで差別化がしやすくなります。
もしフランチャイズを検討しているとしたら、個別指導塾のHero’s(ヒーローズ)がおすすめです。
経営支援として、定期的な勉強会が開催されており、実際に成功しているフランチャイズオーナーとの交流もあります。
また、集客支援としてインターネット広告の費用負担なども行っています。
手厚いサポートは、起業が初めてで不安が大きい方でも安心できると評判です。
詳しくはこちら⇒Hero’s(ヒーローズ)の手厚いサポート
さいごに
今回は、潰れる塾の特徴と生き残れる塾になるためのポイントをご紹介しました。
潰れる塾の特徴をしっかり押さえておくことは、塾開業で成功するための第一歩となります。
上記のポイントを参考にして生き残れる塾になりましょう。